米ぬか洗剤で汚れを落とす

   

現在は合成洗剤という便利でとても落ちやすい洗剤があるので、どうしてもそちらを使用しがちですが、それではそのようなものがなかった時代は、一体どのようにして洗濯をしていたのでしょうか。
もっとも原始的な方法は衣類を叩くことです。叩くという物理的な方法で衣服の汚れを取り除いていました。文字通り叩き出すということです。その後、人は灰や灰汁、米ぬかや米のとぎ汁などが汚れを落とすことを知り、それらを利用するようになりました。その中でも米ぬかはより多く汚れを落とす効果が高いことがわかり、日本人は米を主食とすることもあって、古くから洗剤として利用されてきたのです。

汚れる仕組み

私たちは日常の生活の中で、様々な汚れを衣服につけて生きています。それでは汚れとは一体何でしょうか。まず、汚れには二種類あります。一つは外からの汚れであり、二つ目は私たちの身体から出てくる汚れです。
外からの汚れは、空気中のゴミが衣服についたり、食べこぼした食物がついたり、あるいはペンキや泥など外部からの影響によるものが考えられます。空気中には目に見えない微細な塵やホコリがあり、それらが知らず知らずのうちに衣服について汚れとなりますし、排気ガスやたばこなどの煙も汚れの原因となります。焼肉屋に行って帰宅した後に、衣服に焼き肉屋の臭いがついているのがその証拠です。
次に体から出てくる汚れとしては皮脂という体の油、あるいはゴミが体に付着することによってできる垢、新陳代謝による垢、汗などがあります。こうした汚れは臭いを発したり、衣服の色に変化を与えたりします。またこれらは細菌増殖の温床にもなりますし、そのまま放っておくと病気の原因になったりもします。

汚れの種類

汚れはいくつかの種類に分かれます。まず最初は油汚れですが、これは油脂状の汚れとなります。油脂は動物性のもの、植物性のもの、そして鉱物性のものがあります。これら油脂汚れの原因としては、私たちの身体から出てくる皮脂と呼ばれる油、排気ガスなどから出てくる煙の油、飲食物の中に含まれる油分が主なものになります。そしてこれらの油性のものは水に溶けない性質を持っています。
次に固形の汚れですが、これは土、ホコリ、煤などが挙げられます。これらのものが空気中から衣服に付着して汚れとなるのです。これらは水には溶けない性質を持っていますが、汚れの中には水に溶ける性質のものもあります。たとえば、砂糖、塩、果汁などです。これらは固形物とは違って衣服にしみ込んでしまうので、手触りなどでは汚れとして認識しづらくなります。そのために、気が付かないうちに長時間放置されることも珍しくありません。

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